大変長らくお待たせしました。7.6早稲田カウンター学生弾圧救援会の会計報告をさせていただきます。この間りべるたんでは、救援会の窓口として「A君奪還の際には、救援費用の収支を、できる限り丁寧に報告します」と約束し、カンパを募ってきましたが、A君釈放以後も迅速な報告をすることができませんでした。これは1つに、釈放以後も不起訴確定や家宅捜索で奪われた押収品の還付請求など、救援活動が部分的に継続していたためです。また、と同時に、救援会の事務上の不手際でもあります。カンパをしてくださった皆さまに深くお詫びします。
救援会の活動は、A君の不起訴および所属大学での不処分確定をもって基本的に終わっていますが、現在私たちは最後の活動として、今回の事件に関する報告会の開催を企画しています。これは、一連の事件の経過報告を軸に、ヘイトスピーチやカウンター、(23日も勾留可能な)日本の代用監獄制度の問題について深める内容で、10月中に早稲田で行う予定です。細かいスケジュールが決まり次第、また追って報告します。奮ってご参加ください。
改めて振り返ると、今回の弾圧は、A君やりべるたんという「政治的対象」を殲滅するために、レイシストと公安警察が結託して打ち抜いた政治弾圧でした。その最大の象徴が、レイシストが騙る被害内容、すなわち「右手人差し指に全治2日の打撲傷」なる荒唐無稽な被疑事実です。逮捕直後からツイッターや長文のブログを更新し続けるレイシストの、この言いがかりとしか言いようがない嫌疑に対し、A君と救援会は「不当な弾圧には絶対に屈しない」という原則的な立場で闘い抜き、不起訴を勝ち取りました。そしてもちろん、私たちの勝利は、周囲の人々の支えによって初めて可能となったものです。抗議活動への参加・カンパ・激励など、有形無形の多くのご支援、本当にありがとうございました。今後とも救援会とりべるたんをよろしくお願いします。
(7.6早稲田カウンター学生弾圧救援会・りべるたん 増井真琴)
※救援期間中、りべるたんに救援本部を設置したことから、負担軽減として、1日700円×21日をりべるたんへ支払いしました。
※余剰金は10月に予定している報告会開催の費用に充てる予定です。